2008.04/18

まがたま

井上 康生 さん

まがたま

今週占うのは柔道で有名な井上康生(いのうえ こうせい)さん。
シドニーオリンピックでの金メダルの表彰式での母親の遺影を掲げていた姿が印象的でした。
あれから八年・・・。
前回のアテネオリンピックでは敗戦、大胸筋の大怪我、突然の兄の他界など、悲劇が彼を襲いました。そんな苦労の日々をひたすら耐え、長い時間をかけ、見事復活しました。そんな光りと陰を一身に受けてきた康生さんの名前を占ってみましょう。

こうせいさんは3人兄弟の末っ子。柔道をはじめたのは五歳の時に父親のあきらさんに教わったのがきっかけといわれています。

「こ」のことだまは、周りの人の影響を受けやすく、特に男性の頭につく場合、父親の夢を引き継ぎ、叶える力(形にする力)をもっています。父親との仲がとてもいいのが特徴で、父親との師弟関係をもちやすいだけでなく、誰かのためになるとそのパワーを存分に発揮することができます。果たせなかった父親の願いを子が受け継ぎ、果たすケースが多くみられます。
例をあげると、相撲界では貴乃花部屋の親方である、元横綱貴乃花、名前は光司(こうじ)です。父親が果たせなかった横綱に昇進し、相撲部屋も父親から引き継ぎました。
さらにボクシング界では亀田興毅(こうき)さんも同じように父親との師弟関係の中、父親の期待に応え、活躍してきました。

康生さんは前回のアテネオリンピックでの敗戦からどん底を経験しました。
「う」のことだまはたくさんのことを受け入れる器の広さを表わすこともあり、清濁飲み込んで新しく生まれかわる海の働きももっています。現実を受け入れた康生さんは心機一転、新たに父親と師弟関係を結び、どん底から這い上がってきました。

「せ」は背を意味しますが、たくさんのことを背負うことで成長を促し、発展させることだまです。大きく成長するために彼にとって大変な試練だったかもしれません。

そして「い」生命力。息、命、見えないけど、なくては困るものです。 漢字の「生」を「せい」の響きにしていることから、彼の生命力の強さが名前に表わされています。

父親の願いを北京で果たせるかどうかはわかりませんが、今年結婚したことで彼の運気も上がってきているようです。奥様の名前は亜希(あき)さん。偶然にも父親のあきらさんと同じ響きです。
彼女との相性はすべての母音が補完しあう関係になっているので、最高です。二度目の金メダルも夢ではありません。あとは運を味方につければきっと大丈夫でしょう。
運は目に見えません。人との信頼関係も約束も見えません。見えないものを大事にする気持ちこそが成功の鍵につながることになるでしょう。
メダルを取れなくてもこれまでの道のりはけして無駄にはなりません。これからの人生の大きな土台となります。現役を引退したら、今度は柔道界のために貢献してほしいですね。未来の金メダリストの卵たちのために。

ことだま占い師 詠子