「あ」からはじまり「ん」でおわる、その一音一音すべてに隠された意味(ことだま)が宿っています。
人間の進化は、二本の足で立ち、歩行を始め、火の使い方を覚え、道具を作り、そして言語を生み出した事です。 太古の日本。最初の言語とは、発声される音だけのものでした。それは、石器・縄文時代から、なんと、漢字が伝来される4世紀まで続いたのです。日本人は、大変長い間に渡り、文字を使わずに、発音だけでコミュニケーションをしてきたのです。
古代日本人が長い間ずっと「発音」だけで話してきた言葉に、あとから文字だけを当てはめたもの。それが、漢字です。元々、中国で象形された文字と、日本人が古来から使っていた「発音」だけの言葉とは、実はまったく関係がないのです。今までの姓名判断では、中国からの借り物の漢字の画数によってその人を占ってきました。本書の第一の目的は、日本人が毎日、何気なく使っている五十音からなる「かな(音)」には、古代からの意味が隠されていることに気づいて欲しいということです。その「あ」から「ん」までの一音一音にこそ、太古から繋がる真実の意味が秘められています。
外に出て、空(天)を見上げてみてください。空を見上げて「むむ?」としかめ面をすることは難しいはず。まず「あ」と自然に口が開くことでしょう。第一音の「あ」は物事のあたらしい、はじめの言葉。天のことを「あま」「あめ」と呼びますね。 言語の発生には、様々な一音(かな)の中に、「はじめの意味」が隠されています。あ(天)い(命)つ(指)と(動物)な(穴)け(木)と、これらは古代日本人が話していた言葉です。森羅万象の自然、そして人の身体はすべて、一音で出来ていました。すべての日本語は、これらの一音から発展し、様々な単語が生まれていったのです。 そして、そのすべての始まりの一音は、私たちにつけられた「名前」にも当然のごとく影響します。その一音が持つ隠された意味が、生まれてから呼びつづけられる名前によって、あなた自身に刷り込まれていくのです。「ことだま占い」では、その意味を読み解くことで、これまでわからなかったあなたの本当の人格、運勢、役割を見ていきます。
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